スパイクの質を見抜く
スパイクが出る。
一瞬で走る。
ヒゲが伸びる。
実体が大きい。
心が動く。
「強い」
「何かが起きた」
だが問うべきは、強さではない。
質だ。
スパイクは“刺激”であって“方向”ではない
スパイクは瞬間的な注文の集中だ。
ニュース。
ストップ。
流動性の薄さ。
理由は様々だが、共通しているのは、
時間がないこと。
時間がなければ、固定はまだ育っていない。
だからスパイクは、
それ単体では方向を決めない。
消費型スパイク
典型的なのはこれだ。
大きく伸びる。
だが次の足で半値以上戻す。
滞在できない。
これは消費だ。
溜まっていたストップを刈っただけ。
固定は解消されたが、
新しい固定は生まれていない。
勢いはある。
だが続かない。
蓄積型スパイク
もう一つの質がある。
スパイクで更新する。
その外側で滞在する。
否定が浅い。
ここで初めて意味を持つ。
スパイクはきっかけ。
滞在が本体。
外側で時間を使うことで、
逆側の立場が固定される。
このとき、スパイクは原因になる。
ヒゲの扱い
長いヒゲは、拒否に見える。
だが重要なのは、ヒゲの後だ。
ヒゲの先に戻ったあと、
どこで滞在するか。
ヒゲを否定した水準で止まるなら、
それは単なる揺さぶり。
ヒゲの起点を割るなら、
前提が壊れている。
スパイクの“重さ”を見る
重いスパイクは、
・更新起点を明確に抜ける
・外側で滞在する
・否定が浅い
・逆側の反応が鈍い
軽いスパイクは、
・往復が速い
・内側にすぐ戻る
・滞在がない
・否定が深い
値幅ではなく、
残った構造を見る。
観測の順番
スパイクが出たら、
追うのではない。
待つ。
滞在を見る。
否定を見る。
固定の増減を見る。
質は、その後に決まる。
まとめ
スパイクは刺激だ。
方向は、その後の滞在が決める。
消費か、蓄積か。
値幅ではなく、時間。
ヒゲではなく、残った位置。
スパイクの質を見抜くとは、
固定が育ったかどうかを見ることだ。
