TP(利確)の構造的決め方
TPは欲望で決めない。
「ここまで伸びてほしい」ではなく、
どこで燃料が尽きるか。
そこがTPだ。
■ 利確とは何を取っているのか
あなたが取っているのは、方向ではない。
清算だ。
捕まった側の強制決済。
時間をかけて硬化した固定の崩壊。
つまり、
利確とは「清算が一巡する地点」である。
■ TPの基本原則
TPは次の閾値で決める。
閾値とは、
・過去に滞在があった価格帯
・5分足の高安
・長期MA(200)
・明確な損益分岐密集帯
そこには次の燃料がある。
つまり、
自分の側の清算が終わり、
次の固定が発生しやすい場所。
■ 3つのTP決定モデル
① 清算一巡型TP(短距離)
1分足固定のみ。
局所差し返し。
・直近高安まで
・短期MA to 長期MAまで
固定が薄いなら、
燃料は短距離で消費される。
欲張らない。
② 閾値到達型TP(中距離)
5分足で固定が発生。
横軸で滞在あり。
・次の5分高安
・明確なレンジ外縁
燃料が厚い分、
連鎖が続く。
ここで一部利確 or 全利確。
③ 構造転換型TP(長距離)
5分+1分で固定確定。
圧縮解放。
・長期MAまで
・上位足の損益分岐帯まで
この場合のみ、
RRは大きく取れる。
ただし、
途中で「戻れない」が崩れたら終了。
■ 利確の判断軸は“減速”
清算が続いている間は、
・否定が浅い
・戻りが弱い
・滞在が短い
・成行が優勢
利確を考えるのは、
・戻りが深くなる
・滞在が発生する
・ヒゲが増える
・逆側で固定が生まれる
つまり、
燃料が切れ始めたサイン。
■ 分割TPの考え方
濃度が読みにくいときは、
・第一閾値で半分
・第二閾値で残り
これは欲張りではない。
燃料層が複数あるときの合理的処理。
■ TPを感情で決めると壊れる
「伸びているから持つ」
「まだいける気がする」
これは物語だ。
逆に、
「怖いから早く逃げる」
これも物語。
どちらも構造を見ていない。
■ 実践手順まとめ
Step 1:損切り位置を固定
構造崩壊地点を明確に。
Step 2:次の閾値を特定
どこに燃料があるか。
Step 3:清算の質を観測
減速サインが出るまでは保持。
Step 4:減速確認で利確
固定が逆側で発生したら終了。
■ 結論
TPは値幅で決めない。
燃料の消費地点で決める。
固定が一巡した場所。
次の固定が生まれ始める場所。
そこが利確位置。
あなたは方向を取っていない。
敗北を取っている。
敗北が終わる場所が、TPだ。
