時間足の固定基準
固定は、どの時間足で見るのか。
1分足か。
5分足か。
この問いは、方向の問題ではない。
どの時間軸で“立場が固まった”と判断するか。
それを決める話だ。
■ 固定とは何か(再定義)
固定とは、
・含み損が逃げにくくなった状態
・時間が経過し、立場が硬化した状態
・否定が浅くなり、基準が守られた状態
つまり、
時間 × 位置 × 否定の質
この3つで決まる。
では、この「時間」は何分なのか。
■ 1分足固定の特徴
1分足で固定を見るとは、
・短期参加者の損益分岐を基準にする
・滞在本数を1分単位で測る
・否定の浅さをミクロで判断する
メリット:
・早い
・回転が効く
・差し返しの初動を拾いやすい
デメリット:
・ノイズが多い
・固定が薄いことも多い
・連鎖が浅いことがある
1分固定は、
“局所的な敗北”を取る設計。
短期勢が詰んだ瞬間を拾う。
■ 5分足固定の特徴
5分足で固定を見るとは、
・より広い参加者の損益分岐を基準にする
・滞在を5分単位で評価する
・否定の質を一段大きく見る
メリット:
・固定の密度が厚い
・連鎖が深くなりやすい
・方向の持続性がある
デメリット:
・初動は遅れる
・エントリー回数は減る
5分固定は、
“集団的な敗北”を取る設計。
より大きな燃料崩壊を狙う。
■ 接続の考え方(最重要)
結論から言うと、
固定は5分で判断し、エントリーは1分で取る。
これが最も安定する。
理由は単純だ。
1分だけで見ると固定が薄い。
5分だけで見るとエントリーが遅い。
だから、
5分で“立場が固まったか”を確認し、
1分で“戻れない”を確定させる。
■ 実践仕様(差し返し接続)
Step 1:5分で固定を確認
・5分足で更新が発生
・その上で滞在がある
・否定が浅い
・基準(MA・起点)が守られている
ここで“5分固定発生”と判断。
Step 2:1分で戻れないを確認
・1分で否定が入る
・戻りが弱い
・短期MAを奪えない
・再更新が出る
ここでエントリー。
取っているのは、
5分固定に逆らった1分逆張り勢の清算。
■ 時間軸がズレると何が起きるか
1分で固定だと思っても、
5分ではまだ滞在中。
このとき、連鎖は浅い。
逆に、
5分で崩壊しているのに、
1分で押し目と錯覚する。
ここで踏まれる。
ズレとは、
固定のスケールを間違えること。
■ 固定のスケール感
小さい固定は、小さく終わる。
大きい固定は、深く走る。
だからまず問う。
“誰が詰んでいるのか?”
短期勢か。
5分参加者か。
もっと上か。
燃料の層を見極める。
■ 結論
固定基準は時間足で決まる。
1分は局所固定。
5分は構造固定。
実戦では、
5分で立場の硬化を確認し、
1分で敗北確定を拾う。
あなたは方向を当てていない。
時間軸のズレで生まれる敗北を取っている。
どの時間で立場が固まったのか。
そこが設計の核だ。
