反応と反転の違い
価格が止まりやすい場所は、ある程度決まっている。
前回高値や安値のような水平の閾値。
短期MA。
200MAのような長期MA。
人はそこで「反応するかもしれない」と構える。
だが、止まったことと、反転したことは別だ。
閾値での反応と反転
前回高値にタッチし、上ヒゲを残して戻る。
これは反応。
売りは入った可能性がある。
しかし、安値を割っていない。
更新側が固定していない。
建値復帰が可能。
立場はまだ崩れていない。
反転とは違う。
高値を更新し、その後実体で否定。
更新足の安値を割り、戻れない。
ここで初めて固定が生まれる。
これが反転。
止まったかどうかではない。
立場が崩れたかどうか。
MA接触での反応と反転
短期MAや200MAに触れて小反発。
これは反応。
MAは観測されやすい場所だが、接触しただけでは構造は変わらない。
MAを根拠にしていた立場が崩れたとき、初めて反転になる。
MAを割れ、戻そうとしても実体で回復できない。
MA支持を前提にしていた側が固定になる。
ここで反転が確定する。
上位足と下位足のズレ
1時間足で見れば押し目の反発に見える場面がある。
だが1分足では、更新、否定、戻れないが明確に起きていることもある。
上位足では反応。
下位足では反転。
このズレが生まれる。
そしてその値幅が、短期トレードの取りどころになる。
上位足の方向は環境。
下位足の固定がトリガー。
ここを混ぜると未完成に触れることになる。
まとめ
反応は止まること。
反転は立場が固定されること。
ヒゲやMA接触はきっかけに過ぎない。
更新、否定、戻れないで確定する。
時間軸が変われば反応と反転は相対的になる。
だがエントリーする時間軸では、必ず固定の成立を確認する。
形ではなく立場。
それが区別の基準。
