RR設計の考え方
RRは固定ではない。
1:2にする。
1:3を狙う。
それは結果であって、設計ではない。
本質は、
固定の濃度と燃料の量でRRは変わる。
方向ではなく、エネルギーで決まる。
■ まず損切り位置はどう決まるか
損切りは金額で決めない。
構造で決める。
・更新起点を割ったら終了
・滞在水準を明確に崩したら終了
・否定が想定以上に深くなったら終了
つまり、
固定が崩れる位置=損切り位置
これはRRとは無関係。
まず“前提が壊れる場所”を置く。
ここは固定。
■ 次にTPはどう決まるか
TPは欲望で決めない。
次の閾値で決まる。
・次の高安
・長期MA
・5分足の損益分岐帯
・明確な滞在価格帯
そこには次の燃料がある。
つまり、
自分の清算が終わる地点=TP候補
■ RRは“濃度”で変わる
同じ差し返しでも、RRは一定ではない。
なぜか。
固定の濃度が違うからだ。
濃度が薄いケース
・1分足のみの局所固定
・滞在が短い
・否定がまだ浅い段階
この場合、
清算は短距離で終わる可能性が高い。
RRは小さめでいい。
1:1.5〜1:2で十分。
欲張ると戻される。
濃度が厚いケース
・5分足で滞在が長い
・横軸で時間を使っている
・否定が浅くなっている
・逆側が逃げられていない
この場合、
清算は連鎖しやすい。
RRは伸ばせる。
1:3〜1:5も現実的。
ここで初めて大きく取れる。
■ 燃料の量=到達可能距離
燃料とは、
・捕まっているポジション量
・損益分岐の密度
・時間経過による硬化
燃料が少なければ、走らない。
燃料が多ければ、連鎖する。
だからTPは、
「どこまで燃料が連鎖するか」で決める。
■ RR設計の実践手順
Step 1:損切り確定
固定が崩れる位置を置く。
ここは動かさない。
Step 2:燃料層を確認
・1分のみか?
・5分も固まっているか?
・横軸圧縮があるか?
Step 3:次の閾値までの距離を測る
次の損益分岐帯まで、どれだけ空間があるか。
ここで初めてRRが見える。
■ RRを固定すると壊れる理由
毎回1:3を狙う。
これは危険だ。
濃度が薄いのに1:3を狙うと、
戻りで吐き出す。
濃度が厚いのに1:1で逃げると、
本来の期待値を捨てる。
RRは戦略ではなく、結果だ。
■ 差し返し・抑え込み・再支配でのRR目安
差し返し(初動)
→ 固定が薄いことも多い
→ RRは中程度
抑え込み(圧縮解放)
→ 固定が厚い
→ RR大きめ
再支配(第3波)
→ 逆張り勢の清算が重なる
→ 伸びやすいが初動よりは軽い
パターンでRRが変わるのではない。
固定の層で変わる。
■ 結論
損切りは固定崩壊位置。
TPは次の燃料帯。
RRは、固定の濃度と燃料の量で決まる。
方向ではなく、エネルギー。
RRを固定するのではない。
燃料に合わせて可変させる。
それが、燃料理論に基づいたRR設計だ。
